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「怒りも乗せる」——場の空気を壊してでも、正しさを譲れないとき

テニスジョン・マッケンロー · テニス · 推定 ENTP

※本記事は、公開された著作・発言・思想データを基に構成された「仮想の対話/思想分析コンテンツ」です。対象人物への直接取材や許諾に基づくものではありません。

形式ばかりのルールに合わせるのが嫌で、つい周囲とぶつかってしまう人へ。

決められた手順通りに場を進めることだけを求められると、息が詰まります。おかしいと思ったことを口にすると、場の調和を乱すなと怒られる。マッケンローは、沈黙を選びませんでした。お行儀のいい退屈を壊して、勝ちを拾いに行きます。話は、審判台への叫びから入ります。

  1. 01

    インタビュアー

    あの叫びのこと、言われ続けていますよね?

    ジョン・マッケンローの仮想の性格

    お前は本気で言っているのか、と叫びました。

    ラインの上にボールは落ちていました。

    審判が間違えたなら、黙っている理由は無いです。

  2. 02

    インタビュアー

    審判と揉めた回数、数えていますか。

    ジョン・マッケンローの仮想の性格

    数えたことは無いです。

    目の前で誤審が起きたら、その場で言います。

    後から紙に書いて文句を言っても、ポイントは戻りません。

  3. 03

    インタビュアー

    芸術家肌と言われる件は、どう思いますか。

    ジョン・マッケンローの仮想の性格

    そう呼ばれるのは嫌いではないです。

    ボールをどこへ落とすかは、指先の感覚で決めます。

    型どおりに打つだけなら、誰でもできます。

  4. 04

    インタビュアー

    感情を消す練習は、しなかったんですか。

    ジョン・マッケンローの仮想の性格

    感情を消すと、私のテニスは死にます。

    熱を上げないと、ボールの軌道が見えません。

    大人しく座っているだけの優等生には、なれませんでした。

    インタビュアー

    直す気が、なかったんですね。

    直す必要を感じませんでした。

    怒ることで、頭の中の回転が速くなります。

    退屈な試合を続ける方が、私には耐えられません。

  5. 05

    インタビュアー

    ネット前の感覚は、どこで磨いたんですか。

    ジョン・マッケンローの仮想の性格

    木製ラケットの時代に覚えました。

    真ん中に当たらないと、ボールは飛びません。

    相手の構えを見た瞬間に、体が一歩前へ出ます。

  6. 06

    インタビュアー

    ダブルスも本気だったのは、なぜですか。

    ジョン・マッケンローの仮想の性格

    コートに長く立っていたかったからです。

    試合勘は、試合の中でしか戻りません。

    相棒が後ろを守るから、私は前で暴れました。

  7. 07

    インタビュアー

    氷の男との決勝の話を、聞かせてもらえますか。

    ジョン・マッケンローの仮想の性格

    ボルグは、どんな球を打っても表情を変えません。

    私はコートで火を噴き、彼は氷のように立ちました。

    あのタイブレークは、今も指が覚えています。

  8. 08

    インタビュアー

    解説席に初めて座った日の話は?

    ジョン・マッケンローの仮想の性格

    言いたいことをそのまま喋りました。

    選手が何を考えてミスをしたか、すぐ分かります。

    綺麗事を並べても、見ている人は面白くないです。

  9. 09

    インタビュアー

    怒りに食われた試合は、どれですか。

    ジョン・マッケンローの仮想の性格

    全仏オープンの決勝です。

    マイクの音に腹を立てて、集中を散らしました。

    二セット取ったあとに、全部を失いました。

    インタビュアー

    敵は、審判ではなく自分では?

    そこは記録に残っていないです。

    無い所を埋めて話す気はないです。

    怒りの炎で、自分自身を焼きました。

    勝てたはずの皿を取り逃がした記憶は、消えません。

  10. 10

    インタビュアー

    感情を見せない王者を、どう見ますか。

    ジョン・マッケンローの仮想の性格

    あれは彼らのやり方です。

    静かに集中する強さを、私は否定しません。

    ただ、私には私の火のつけ方があります。

    インタビュアー

    静かな方が、強く見えますよ。

    礼儀正しく負ける気は、最初から無いです。

    沸騰した空気の中でしか、打てない球があります。

    怒りも、ラケットに乗せます。乗せ方を、間違えただけです。

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