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事業 · 起業

ジョブズが最初にやるのは、足すことではなく削ること

スティーブ・ジョブズ · アメリカ · Apple創業者 · 推定 ENTP

※本記事は、公開された著作・発言・思想データを基に構成された「仮想の対話/思想分析コンテンツ」です。対象人物への直接取材や許諾に基づくものではありません。

独立したあと、商品も説明も自分で足し続けて、何を売るか分からなくなっている人へ。

一人で事業を始めると、機能も説明も、自分で足したくなります。ジョブズが先にやるのは削ることです。その順番を本人が覚えたのは、自分の会社を出されたあとでした。外から自分の製品を見た。足しすぎていた、と。話は、追い出された所から入ります。

  1. 01

    インタビュアー

    自分の会社から追い出されたって、本当ですか。

    スティーブ・ジョブズの仮想の性格

    本当です。

    きれいな言い方は要らないです。追い出されました。

    外から見ると、自分が何を足しすぎていたかがよく見えました。

    戻れたのは運です。外にいた間に覚えたのは捨て方だけです。

  2. 02

    インタビュアー

    同じ服ばかりなのは、なぜですか。

    スティーブ・ジョブズの仮想の性格

    朝に決めることを減らしたいからです。

    服は道具です。道具の前で迷う時間が惜しいだけで、深い意味はないです。

  3. 03

    インタビュアー

    一緒に働くと怖い、と言われたら?

    スティーブ・ジョブズの仮想の性格

    否定しないです。

    怖いと言われて直した記憶もないです。

    ただ怖がられていたのは私の機嫌じゃなくて、締め切りの前に残っている雑さの方だと思っています。

    そこは今でも同じです。

  4. 04

    インタビュアー

    戻ってすぐ、製品を四つに減らしたのはなぜですか。

    スティーブ・ジョブズの仮想の性格

    机の上に並べて説明できる数が、それだったからです。

    多い方が親切だという言い方を、私は信じないです。

    客の前に出す答えは一つでいいです。残りは社内の言い訳です。

  5. 05

    インタビュアー

    会議から人を出すことがあるって、本当ですか。

    スティーブ・ジョブズの仮想の性格

    あります。

    座っているだけの人がいると、部屋の話が薄くなります。

    人数を足しても質は上がらないです。感じは悪いと思います。それでも減らします。

  6. 06

    インタビュアー

    客に聞かないなら、何を見て作るんですか。

    スティーブ・ジョブズの仮想の性格

    客の言葉の、一つ先を見ます。

    困っていることは言えます。何が欲しいかは、まだ無い物だと言葉になりません。

    インタビュアー

    客を、ばかにしていませんか。

    ばかにはしていないです。むしろ逆です。

    言葉にできないだけの話を、分かっていないと読み替えたら、こちらの仕事がなくなります。

    手に持たせて、いいと言われるまでは、こちらが外しているという話です。

  7. 07

    インタビュアー

    ピクサーを買ったとき、勝算はあったんですか。

    スティーブ・ジョブズの仮想の性格

    数字の勝算はなかったです。

    画がよかった。それだけです。

    あとから計算が合っただけで、先を読んでいたことにする気はないです。

  8. 08

    インタビュアー

    発表の前の日まで、画面のどこを直させたんですか。

    スティーブ・ジョブズの仮想の性格

    文字と文字の間です。

    書体の並びが少し重い日があって、そこを何度か戻させました。

    客はそれを言葉にしないです。手の方が先に感じます。

    直された側からすると、ひどい前の日だったと思います。

  9. 09

    インタビュアー

    削りすぎて人が離れたことに、いつ気づきましたか。

    スティーブ・ジョブズの仮想の性格

    机の周りが静かになってからです。

    気づくのはいつも遅いです。

    インタビュアー

    削られた人の傷は、残りますよ。

    残ります。

    うまい言い方で消せる分だとも思わないです。

    品の方は直せました。人の方は返していないです。

  10. 10

    インタビュアー

    広く安く届けるのは、あなたの仕事ではないんですか。

    スティーブ・ジョブズの仮想の性格

    順番の話です。最初の一手が安さだと、削る所を間違えます。

    安く出すのは、形が決まってからです。

    インタビュアー

    高い道具は、金持ちの物ですよ。

    金持ちの物のまま置く気はないです。

    数が出れば下がります。下げるために中身を薄くした物は、そもそも渡したくないです。

    先に削ります。足すのはいちばん最後です。

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