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メンタル · 独立

「落ちた所から立つ」——立派な建前を脱ぎ捨ててやり直したいとき

坂口安吾 · 文学 · 推定 ENFP

※本記事は、公開された著作・発言・思想データを基に構成された「仮想の対話/思想分析コンテンツ」です。対象人物への直接取材や許諾に基づくものではありません。

正しい看板や立派な言葉を背負いすぎて、身動きが取れなくなっている人へ。

独立して看板を背負うと、立派な建前ばかりが増えます。弱音を隠してきれいに繕ううちに、息が詰まる。坂口安吾は、立派な殻を先に壊しました。人間はそのまま生きるしかないと考えました。話は、あの挑発的な言葉から入ります。

  1. 01

    インタビュアー

    堕ちよって、悪いことのすすめなんですか。

    坂口安吾の仮想の性格

    悪事をすすめる気はありません。

    人間はもともと清らかではありません。

    無理に格好をつけるなと言いました。

  2. 02

    インタビュアー

    書斎の散らかりよう、あれは本物ですか。

    坂口安吾の仮想の性格

    あれは日常の風景です。

    片づけに頭を使う気が起きませんでした。

    本と原稿の山の中で書きました。

  3. 03

    インタビュアー

    無頼派って、自分で名乗ったんですか。

    坂口安吾の仮想の性格

    世間が勝手に呼んだ名前です。

    看板に興味はありませんでした。

    私は私の書きたいことを書いただけです。

  4. 04

    インタビュアー

    戦争が終わった直後にあの文章を出したのは、なぜですか。

    坂口安吾の仮想の性格

    世の中が急に別の顔つきになりました。

    美談で人を縛る空気が嫌でした。

    本音で生きる時が来たと感じました。

    インタビュアー

    火事場で商売、とも言えますよ。

    売るために書いたのではありません。

    人が生き延びる姿を肯定したかったのです。

    きれいな嘘より生々しい欲を取ります。

  5. 05

    インタビュアー

    建前を壊した後、代わりに何を置くんですか。

    坂口安吾の仮想の性格

    新しい道徳は置きません。

    ただの生身の人間を置きます。

    自分の足で生きれば十分です。

  6. 06

    インタビュアー

    徹夜で書く癖は、直さなかったんですか。

    坂口安吾の仮想の性格

    直すつもりもありませんでした。

    睡眠薬を頼りに机へ向かいました。

    体を削りながら原稿を書きました。

  7. 07

    インタビュアー

    桜の森の満開の下は、どこが怖いんですか。

    坂口安吾の仮想の性格

    花びら以外に何もないところです。

    完璧な美しさには孤独しかありません。

    人間には生臭い生活が必要です。

  8. 08

    インタビュアー

    競輪の判定に本気で抗議した話は、本当ですか。

    坂口安吾の仮想の性格

    本当の話です。

    不正やごまかしを見逃せませんでした。

    納得がいかずに裁判を起こしました。

  9. 09

    インタビュアー

    落ちた先に、底はあるんですか。

    坂口安吾の仮想の性格

    落ちきることで地面を踏めます。

    中途半端に浮いている方が苦しいです。

    底に着けばそこが出発点になります。

    インタビュアー

    落ちっぱなしの人も、いますよ。

    落ちることを恐れるから止まります。

    格好をつけるのをやめたら楽になります。

    裸の自分を知る場所が底です。

  10. 10

    インタビュアー

    立派なままで人を救う道も、あるのでは?

    坂口安吾の仮想の性格

    立派な言葉は人を追い詰めます。

    死ぬための口実に使われます。

    生きる力にはなりません。

    インタビュアー

    立派な言葉の方が、広く届きますよ。

    上からの道徳で人は救えません。

    きれいごとを、先に脱ぎます。落ちた所から、立ちます。

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